組織が必要と判断した文書

d) 組織内のプロセスの効果的な計画、運用及び管理を確実にするために、組織が必要と判断した文書

要求事項は、組織は規格で要求されている以外の文書を作成することによって、QMSに付加価値を与え、適合性を実証することができる、とする要求事項がいくつかあります。以下がそのような文書の例です：

          o プロセスマップ、プロセスのフローチャート及び／またはプロセスの説明
          o 組織図
          o 仕様
          o 作業指示書及び／又は試験の指示書
          o 内部コミュニケーションに関する文書
          o 生産スケジュール
          o 認定された業者のリスト
          o 試験及び検査計画書

規格が要求する文書化された手順

組織は、次の6つの活動について、「文書化された手順」を持たなければなりません。

* 4.2.3　文書管理
* 4.2.4　記録の管理
* 8.2.2　内部監査
* 8.3　　不適合品の管理
* 8.5.2　是正処置
* 8.5.3　予防処置

個人的特質の保証書

新規にQMS審査員（補）に登録するためには、「個人的特質の保証書」を提出しなくては、なりません。

審査機関の方は、周りにJRCA審査員資格をもっていると思いますので、問題ありませんが、一般企業の方は、困ると思います。

実際、私の場合は、移行で提出を求められ、困りました。

もし、困っている方がいらっしゃるようでしたら、協力します。
一度、話をしましょう。

審査員登録証の更新

年に１回の審査員登録証の更新の時期がやってきました。
毎年、1万数千円は高いと思います。

さらに、今回からは継続的専門能力開発（CPD）が必要になって、
セミナーを受講するになりました。

今後、更新するためには、最低年間７万円が必要になります。

2年に１回、能力の維持のためには、テストでいいんじゃないですかね。

どう思われますか。

ISO9001:2008要求事項の解説 その２

ISO9001:2008の解説もありますし、旧版との比較もありますので、
こちらのほうが、良いかもしれません。

ISO9001新旧規格の対照と解説 (2008/12) 飯塚 悦功平林 良人 商品詳細を見る